低血糖症について
血糖値が上がると糖尿病になる・・・
これは貴方もご存知だと思います。
実は血糖値が下がることも怖いことだと知っていましたか?
低血糖症になると体から元気がでなくなります。
自律神経失調症、うつ病の多くの人が低血糖症になっていることも分かっています。
どうすると低血糖症になりやすいのか?・・・
まず、甘いものを食べると結果的に血糖値が下がります。
中でも、『お腹が空いているときに甘いものを食べる』ことが良くありません。
何故、甘いものを食べると良くないのでしょうか?
それは・・・
糖分が沢山入った食べ物を口にすると、血糖値が上がります。
血糖値が上がりすぎないように、体さんは血糖値を下げるホルモン(インシュリン)を出します。
特に、お腹が空いているときはホルモンの分泌量が多くなります。
ホルモンが沢山出ると、急激に血糖値が下がり過ぎてしまうのです。
お腹が空くと・・・
頭が働かなくなるので、甘いお菓子や飲み物が欲しくなりますよね^^;
私も以前までよく食べていました。。。
「お腹が空いたら甘いものを食べる」ことを繰り返していると・・・
次第に、必要以上に血糖値が下がるようになります。
そうすると。。。
すごい体が疲れた感じがする・・・
とても体がだるい・・・
クラクラとめまいする・・・
何だかズキズキと頭痛する・・・
何だか集中できない・・・
心臓がドキドキする・・・
何だか不安を感じる・・・
だんだんとイライラする。。。
などの症状がでてくる可能性が高いのです。
食事では、少しずつ血糖値が上がるので血糖値を下げるホルモンの分泌量も適度にでますが・・・
甘いものを食べることにより急激に血糖値が上がり・・・
今度は急激に血糖値がさがるので・・・
この大きな変化が体さんにとても負担を掛けてしまうのです。
しかし・・・
食べると、元気がでますよね。集中力も湧きます。
それは・・・
血糖値、血圧が上がることで、動く神経(交換神経)が活発化するので元気がでたように感じます。
実は「本来の元気ではない」のです!
怖いのは、本当は休まなければいけないほど疲れているのに、仕事などを更に頑張ってしまうことです。
『あなたの心や体に追い討ちをかけてしまうのです。』
『まやかしの元気』で頑張ってしまうことで・・・
その内、異常なほどの疲労感を感じるようになります。
うつ病、自律神経失調症のような症状へ繋がります。
甘いものを食べることにより・・・
急激に血糖値を下げると『アドレナリン』というホルモンが分泌されます。
これは、動く神経を働かせるホルモンですので、血糖値を上げます。
自律神経失調症の方は特に、動く神経が過剰に働くことで症状がでていますので・・・
動く神経を働かせる『アドレナリン』がでることで症状を悪化させることに繋がります。
当整体院では、症状をお持ちの患者さんに『甘いものを控えるように』アドバイスをしておりますが・・・
あなた様も、『辛い症状がでる前に』この情報を生かして頂き・・・
『食べる量を少しでも調整していく』意識を持って頂けると大変嬉しく想います。
ちなみに・・・
私は、「甘いものが良くない!」と言っているのではありませんからね(^.^)
何でもほどほどに・・・
そして自分自身(体さん)の状態を気に掛けてあげて欲しいと思っています。